祖父・塩田剛三について

こんにちは!


塩田将大です。


「塩田剛三先生について何か覚えていますか?」

という質問もよく受けます。


私から見た剛三先生は、

よく笑って、よく褒めてくれる人

というイメージです。


剛三先生は私が6歳の時に亡くなりました。

隣に住んでいたので、

祖父母に会いに、

(というか、祖母からお菓子をもらいに)

毎日訪問していました。


言葉数は多い方ではないと思いますが、

笑って出迎えてくれたことを

覚えています。


ある時、祖父母の家で遊んでいると、

剛三先生は私の両足を見て、

「脚の隙間がなくて良い、合気道に向いている」と褒めてくれました。


未だに言っている意味がよく分かりません。

当時の私も今の私も他の人よりO脚で、脚の隙間はあった方だからです。


祖母と剛三先生の子・鐵太郎さん(私から見て父の兄)からの情報によると、

私が思っている剛三先生とは全く違うようです。


祖母からは、毎日家に来ていたのは、

私だけで、他の上の2人は祖父が怖くて家には来なかったとのこと。

※私は男3人兄弟


3人で祖父母の家に行った際、

剛三先生が「何しに来た!」と怖い顔をするので、

長男、次男は怖がって滅多に来なかったとのこと。


その中で、私が毎日来ていたのは不思議とのことでした。


今、私の中でも「剛三先生が怖い」という印象がないのは、

「何しに来た!」にビビることなく、

ズーズーしくも、お菓子をもらうために家に乗り込んでいたからだと思います笑


剛三先生が「何しに来た!」と怖い顔をしていても、

心の中では「来てくれて嬉しい」ということを、

子どもながらに感じていたと思います。


鐵太郎さんによると、剛三先生は褒めることをしない人とのことでした。

剛三先生の直弟子の方も剛三先生に対しては同じ印象のようです。



鐵太郎さん(あと父)から見ても、私のことを褒めている剛三先生を見て

驚いたとのことです。実の息子も褒めないのにとのこと・・・笑


非常に嬉しいことです。

孫が可愛くて、褒めたのかもしれませんが、

祖父のこの言葉を信じ、

合気道の稽古に望んでいます。



⭐︎武道⭐︎を日常に活かす

塩田剛三の孫・塩田将大がつづる 日常とビジネスと合気道の話

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